初めての社交場へ1子育て支援センター──あなたはニガテ?ー
『子育て支援センター』というものを見聞きしたことがあるだろうか
あるいは子育て広場、子育て支援ルームなんて名前の場合もある。
ほとんどの人が存在を知るどころか、名前を聞いたこともないと思う
主に妊婦さんから未就園児を持つ親(ほぼ母親)と子のための公共施設で、利用対象はかなり絞られる。
お住まいの自治体のHPで子育ての欄を確認すると詳細が載っていたり、あるいは妊娠して母子手帳をもらった時に案内がある場合もある。
その形態はさまざまだが大体が室内で安全に子どもを遊ばせられるようになっていて、外遊びができるようになっているところも多い。
早いところでは生後2ヶ月頃から利用でき、母親は安全な室内で遊ぶ我が子を見つつ、ほかのお母さんと談笑する・・・なんていうのが理想である。
昨今、公園デビューなんて言葉が世間で聞かれるようになり悲喜交交話を聞くようになったが、今はそれより前に支援センターデビューが待っているのだ。
だって歩く前から利用できてしまうのだから
私がこの子育て支援センターの存在を知ったのは妊娠後期
ママ友にまつわる恐ろしい話がテレビを騒がせ、実際にえらい目にあった叔母から忠告を受けてから
なんとかせねば、と恐怖した。
ぼっちももちろん選択可能だが主人の転勤でやってきた縁もゆかりも無い土地で子育てして行くには、やはり何かが欲しかった。
そこでスーパーコミュ障の私が妊娠中から少しずつこの支援センターに顔を出し始めた記録を記したい。
ママ友とは、子育てとはなんぞや
ママとしての外交デビューの素直な感想だ。