日々穏

アレルギー持ちのシンプルライフと子育ての記録

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いつか終わってしまうことに気がついた。

子育てって大変だ、ものすごくマイルドに言えばトイレに行く暇もないぐらい

もっと手を抜きまくれば、

例えば床中におもちゃが散らばってお風呂中かびてて、そこらじゅう埃だらけになって、ごはんがコンビニでもよければ

そうすれば楽なのかもわからないけれど、そうすると、なんだか今度は心がざわついて余裕がなくなるのだ

 

第一子の時はどうしてあんなに余裕がなかったんだろう

世界中が敵に見えて、道路の舗装にまで心の中で喧嘩を売っていた

『ベビーカーのことなんて全く考えてないじゃんこの歩道!ななめなんですけど!!』

って

そんなん、あたりまえじゃ

世界はお前のために回ってるわけじゃない

 

今、二番目の子供がうちに来てくれて2か月たつけれど、ずっとずっと余裕がある

苦しいし大変さも増したけど、心が豊かになった

先を見る余裕がある

ぐっとこらえる余裕がある

不安なものをいったん横に置いておく余裕がある

 

心に余裕があると、体の限界が少しだけのびる

いいことばっかりだ

だから、二番目の子に感謝

 

しかし、こんなしんどいのもつらいのもすぐ終わってしまう

最初の子が来てくれて、もう二年も過ぎてしまった

できれば大学になったら一人暮らしさせたいので一緒にいられるのはあと16年

そんな短い間に私は何を伝え、一緒に何ができるだろうか

そしてすべてが去った後、夫と穏やかな時間を過ごせるだろうか

すべては日々の地道な努力と感謝なんだろう

私が一番苦手なものだ

だからせめて、一日の最後だけでも部屋がきれいになるようにちまちま家事をすすめ

帰りの遅すぎる夫にご飯をセッティングして

子どもたちにできるだけたくさん大好きを言って

季節ごとの行事をできる範囲でこなし

気まぐれで近所の子育ての神様に手を合わせる

あと、あんまり負のエネルギーに触れない

悲しいニュースや誰かの悪口に触れて心を痛めている暇はない

ありきたりな表現で申し訳ないが、真っ白な子どもたちを相手に今はマイナスな感情やエネルギーを持って接しないほうがいい気がするのだ

教育テレビやアンパンマンや、子供向け番組にすっかり毒されているとも言えるけど

 

いつか寝るようになる

いつか寝返りする

いつかきっと動き出す

いつか歩くようになる

少なくとも

悩んだすべてのことにいつか終わりが来る

 

ならば日々少しでも穏やかに

いろんなことに感謝しながら終えられるように

やってみるしかない、と思うわけだ

 

 

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